食都は大阪湾の
自然の力を活かす食がある。

大阪の家のお正月は三が日にらみ鯛が飾られる。
国立文楽劇場も黒門市場からにらみ鯛が届き
初春文楽公演の幕が開く。
年末には巨大なにらみ鯛が舞台上に飾られる。

四天王寺の海の守りとされる今宮戎神社。
十日戎には木津市場より鯛を奉納。
大阪商い人の心。

春は桜鯛。夏には鱧。
食いしん坊の大阪人はフグにアナゴに蛸。
太刀魚にあこうなどなど昆布など
で魚介を活かす出汁文化で
和食の魅力を高める。

食都ならではの大阪湾の
さまざまな自然の力を活かす食がある。